同じ場所に生息する生物間にみられる鎖状の関係。これを食物連鎖と呼びます。この連鎖において、通常下位のものほど個体が小さく、その個体数が多い傾向があります。連鎖の順に個体数を表示すれば、上にゆくほど少なくなり、ピラミッド型になります。この生態ピラミッドは、大手企業、中小企業、零細企業の企業数と重ね合わせてみると、我々の生きる経営市場によく似ています。

経営とは一部の独占企業を除き、必ずライバル他社（競合他社）が存在します。天敵となる相手に、無意識に立ち向かっていっては、不利な競争、勝てない競争を強いられ、会社という生命は、絶滅してしまうかもしれません。

自然界における法則を知るのと同じように、私たち経営者は、競争の法則を知る必要があります。競争の法則を知らずに、闇雲に経営を進めていけば、赤字のみが膨らみ、本来やらなければいけない経営活動ができなくなり、悪循環の経営が展開されやすくなります。まさに負の連鎖です。

「経営競争の法則」を学ぶ場がここにはあります。経営者が集い学ぶこの場は、形がなく捉えどころのない経営を営む経営者の悩みや解決方法を共有できる、他にはない勉強会であると自負しています。